引き止めを受けている介護施設から辞める方法

辞めたい介護施設から転職する方法

 

今の職場を辞めて転職したいのに、職場からの引き止めによって転職ができないと嘆いている介護職員の人は少なくありません。

 

引き止められる内容としては、

 

・今は人手が不足しているから辞められると困る
・後任を育ててから辞めて欲しい
・辞める3ヶ月〜1年に言うのがマナー、または就業規則で決まっている
・他の職員迷惑を変えるつもりか
・他に雇ってくれる職場なんていないぞ
・もう少し働いてくれれば待遇を上げてあげられる

 

パートや正社員、立場によって、あなたを引き止める話の内容は変わってきますが、基本的には脅しのような発言と信用できない待遇面の向上、そしてあなたを持ち上げる発言等が目立ちます。

 

周りの迷惑などを考えて、気が引けてしまったり、加えて待遇面やシフト面の改善を約束してくれると、もう少し頑張ろうと思ってしまう人もいらっしゃるかもしれませんが、結局は施設長や引き止めるための嘘だったりすることもあるので注意が必要です。

 

ここからは、上記に挙げた項目を大枠にあてはめて説明して行きたいと思います。

 

仕事を辞めることに理由はいるのか

 

 

日本の憲法で

日本国憲法第22条第1項
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

と定められているので、今の職場を辞めて他の介護施設に移ったり、他業界に転職することは、基本的に周りが無理やり止めることはできません。

 

会社に損害を与えるために、大きなプロジェクトのリーダーとなり、大切な時期に悪意を持って辞めるといった事をしなければ、基本的に損害賠償などを支払う必要もないとされています。

 

そのため、介護職として働いているあなたが急に仕事を辞めると言っても介護施設側はあなたを無理やり引き止めることはできませんし、損害賠償を支払わせることもできません。

 

そのため、「もし辞めるなら人手不足になる事によって発生する損害賠償を支払え」等言われても支払う義務などが発生することは滅多にありません。

 

そもそも、人手不足は介護施設側の問題になるので、職員が負う責任ではありません。

 

また、事前に退職した際に損害賠償を支払うような契約をしていても、労働基準法16条に

労働基準法16条
労働契約の不履行について違約金を定めたり、損害賠償額を予定する契約をしてはいけません。

と規定されているので安心してください。

 

なお、一応企業側は社員が急に辞めることで、発生する求人費用や損害を請求する権利はありますが…企業側が非常に不利とされています。

 

それは、突然社員が辞めたからと言って、その損害と辞めた事による因果関係を証明する事が難しいのと、辞めた事による損害金額を明確にする事の困難さがあります。

 

そのため、余程悪質な方法で辞めない限りは、労働者は損害賠償を恐れることは無いと言えます。

 

また、前述した要に1人、2人の現場の介護職員が辞めただけで施設運営に大きな損害がでるなら、施設の運営方法に問題があると判断される上に、サービス残業などが露呈することに繋がるので、ブラックな介護施設程に自分の首を絞める結果になると言えるかもしれません。

 

直ぐに辞めることはできないのか

 

 

マナーとしては、1カ月前に辞める事を伝えることになります。法律上は、14日以内になります(例外もありますが)。

 

民法第627条
1.当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

 

2.期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない

 

3.六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三カ月前にしなければならない。

 

大半の人は、雇用期間の定めがない1に該当する思うので、無理やり辞めるのでしたら、2週間を目安に辞めるとよいと思います。

 

ただ、社会人のマナーとしては就業規則に規定されている1カ月前の連絡を心がける事をオススメします。

 

「私の働いている介護施設の就業規則は3ヶ月前なんですが…」

 

もしかしたら、3ヶ月前、酷い企業だと1年前に退職の意思を伝えるよう就業規則に記載している事もあります…が、就業規則は法律より優先される訳ではありません。

 

就業規則は守らなくても良いという訳ではありませんが、絶対ではありません。

 

特に法律が別途定められているなら、基本的に法律が優先される事が多いと思って頂いて良いと思います(私も法律の専門家ではないので、『絶対』とは言えませんが)。

 

なお、私は前職の仕事を有給も使って3週間ほど前に伝えて辞めています(就業規則では1ヶ月前だった気がしますが)。

 

ただ、会社と不要にトラブルを起こすことはオススメしないので、1カ月〜1ヶ月半程度でしたら我慢する事をオススメします。

 

もちろん、パワハラがあったりする職場や体調不良ですぐ辞めたい場合は、有休休暇を無理やり使って14日経った時点で辞めるのも良いと思います。

 

その場合は、退職の意思を示した、示していないといった水掛け論にならないようするために、内容証明郵便で退職届を送付しても良いと思います。

 

その際は余計な辞める理由などは記載せずに、退職の意思のみを伝える事をオススメします。

 

余計な情報を書くと内容証明として残るので、トラブルの種になることもあるので注意した方が良いです。

 

周りに迷惑をかけることが申し訳ない

 

 

仕事を辞める権利があっても、周りの迷惑を考えると踏み出すことができない…と悩んでいる人は少なくありません。

 

少し厳しい事を言えば、仕事を続ける理由が周りに迷惑を与える不安だけで、後は辞める理由しかない職場で働いているのでしたら、自分事を優先して辞めるべきです。

 

正直に言えば、あなたが辞めることで辞める介護施設の職員の負担を重くさせる可能性はありますが、一方でそれで施設の運営ができなくなることはありません。
人材の代わりなど、その気になればいくらでも見つかります。

 

介護施設で、介護専門の派遣会社に依頼するなどですれば、人手不足の状況一時的に持ち直す可能です。

 

もし、できない財政状態なら、あなたが辞める辞めないに関わらずに、遠からず潰れます。

 

また、ブラックな介護施設でしたら、あなたが辞めなくても他の介護職員が辞めて行きます。

 

そしたら、より人手不足が加速して、更に辞めにくい状況になるかもしれませんよ?

 

働いて行く上で、人が辞めて、入れ替わって行くのは、普通の出来事です。

 

仮にすぐに人を雇用する事が難しい状況の介護施設でも、引き止めが失敗したら、派遣を雇ったり、待遇を何とか上げたりして応募を増やそうとします。

 

逆に、引き止めが成功したら、そのままギリギリの人員で誤魔化し続ける可能性も十分あります。

 

結局は、現場の介護職員では施設の内情や引き止める使用者側や施設長といった管理者側の考えまで分かりません。

 

また、仮にあなたがどうしても必要だと判断しているのでしたら、将来的な待遇の引き上げてではなく、その場で時給面の融通やシフト面の融通などを提案して行きます。

 

もし、そのような引き止めがないのでしたら、退職の意思を撤回してくれたら、ラッキー程度でしから本当は思われていない可能性も考えるべきです。

 

周りの介護職員の迷惑がどうしても気になるなら、相手の立場になってみても良いと思います。

 

人手不足な介護施設で働いている自覚があって、同僚が辞めて行くのを見て、その判断が間違っていると思うでしょうか?

 

考え方は人によって異なりますが、普通の人なら仕方がないと思いますし、自分も辞める事を考えた方が良いかもと思うはずです。

 

もちろん、自分はブラックな環境でも頑張る、辞める方が悪いと思う例外的な人もいますが…私は、そのような人がいる職場、そしてブラックな職場環境で働いていたら体調壊す自身があります。

 

あなたはどうでしょうか?

 

一度周りの視線ばかりに考えを巡らせるのではなく、自分の将来や体調面を考えてみてはどうでしょうか?

 

もう少し頑張ってくれれば改善できると言われたら

 

 

先ほど述べましたが、あなたを本当に必要としているのでしたら、すぐにでも待遇面やシフト面の融通をしてくれるはずです。

 

人手不足で一時的に無理をして貰う必要があると言われたのでしたら、その人手不足に介護施設側の落ち度がないのか考えてみてください。

 

仮に1〜2人辞めただけで介護職員の人手不足になるのでしたら、そのようなギリギリの職員しか雇っていない介護施設側に問題があり、これからも改善されない可能性があります。

 

人が一気に辞めたのでしたら、一気に辞めた理由に会社側の落ち度が無かったのか調べる別です(パワハラ・イジメがあったり、サービス残業が常態化しているかなど)。

 

偶々、引越しをする介護職員や私生活の理由で辞めざるを得ない人が大量に出た…といった理由がり、これまで不満なく働けていたのでしたら、管理者の言葉を信じてみても良いかもしれませんが、そのような理由がないのでしたら、あまり信じない方が良いです。

 

優良な介護施設でしたら、多めに人を雇っていますし、複数の施設を運営している企業でしたら、他からヘルプを出したりして、人手不足をフォローします。

 

その点も考えた上で今の介護施設に留まるべきか考えてみて下さい。

 

本気で辞めたいなら辞めるべき理由を挙げる

もし、本気で辞めたいのでしたら、辞められない理由を考えるのではなく、辞めるべき理由を考えてください。

 

個人的には、一度紙に書き起こして見る事をオススメします。

 

その上で、今辞めないと降りかかる将来の不安、『待遇面が向上しない』、『出世できない』、『人がもっと辞めてより辞めにくくなる』、『負担増による体調不良』なども考えてみるとよいと思います。

 

また、辞めなかった場合のメリットも書き出してみても良いと思います。

 

注意して欲しいのは、『人に迷惑を掛けずに済む』といった内容はメリットではなく、むしろ足を引っ張られている理由になります。

 

メリットは、人手不足でも他の職場よりも待遇が良かったり、有休休暇が使いやすい、人間関係は良く職場の雰囲気が良い…といった理由になります。

 

紙に書き起こしてみて、比較すれば辞めた方が良いか否か客観的に判断しやすくなると思いますよ。

 

介護専門の紹介会社を利用して相談してみる

 

・転職の悩みを相談したい
・他の介護施設や訪問介護の事業所に転職しても待遇が向上するか不安
・優良とされる介護施設の待遇と今勤めている介護施設の待遇を比較したい
・転職活動をサポートして欲しい

 

上記の悩み・希望を持っているのでしたら、介護専門の紹介会社を利用しましょう。

 

担当のスタッフが付いて、あなたの希望に合った求人があるかどうか探して紹介してくれますし、悩みや不安の相談にも応じてくれます。

 

もちろん、面接や応募書類のアドバイスから紹介会社によっては面接時の同行までしてくれる事もあります。

 

アフターフォローとして、円満に今の職場を退職できるようにアドバイスしてくれる紹介会社も珍しくありません。

 

自分一人で踏ん切りが付かない人や不安な人は、介護士の転職をサポートしてくれるプロの人に相談してみましょう。

 

このサイトで紹介している介護専門の紹介会社は、利用料が無料になるので安心して利用してみてください。

 

オススメの紹介会社:マイナビ介護職

 

マイナビ介護職のサポートは、無料で受けることができ、主に東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫などの求人を扱っています。

 

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また、マイナビという歴史のある大手が運営している介護職に特化したサービスになるので、優良企業の非公開求人も豊富です。

 

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下記でマイナビ介護職を含めた紹介会社をピックアップしているので参考にしてみて下さい。

 

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